国の2020年度予算成立を受け、国土交通省と農林水産省は31日、都道府県別の予算配分を公表した。佐賀県関係は、有明海沿岸道路と佐賀ジャンクションで接合する佐賀唐津道路が前年度のほぼ倍額が付き、福岡方面から県内へ延伸中の有明海沿岸道路の国直轄事業分は前年度並みとなった。昨年8月の佐賀豪雨の被害を受け、六角川の緊急事業にも配分した。

 佐賀唐津道路は、佐賀市鍋島町から嘉瀬町の佐賀道路に前年度当初予算比で約2倍となる25億8千万円が付いた。

 有明海沿岸道路は国直轄の「大川佐賀」が前年度と同額の36億5200万円が配分された一方、県が主体の「佐賀福富」は31億6600万円とほぼ半減した。県道路課は「佐賀福富は前年度に多くの予算が付き、福富インターチェンジの供用に向けて必要な予算は確保できている。佐賀道路は予算が倍増したことで、用地買収や工事に向け計画的に進められる」と述べた。

 佐賀豪雨の被害を受けた「河川激甚災害対策特別緊急事業(激特事業)」で牛津川遊水地(小城市小城町、容量200万立方メートル)や、高橋排水機場(武雄市朝日町)の増強などに62億円が付いた。

 農水省関係は国直轄事業の筑後川下流クリークのり面保護整備に38億円が配分された。

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