運行終了式で花束を受け取る昭和バスの運転手(左)=佐賀市の三瀬支所

 昭和自動車(唐津市)の路線バス再編に伴う運行終了式が31日、佐賀市の富士町と三瀬村で開かれた。4月1日から運行するコミュニティーバスも紹介され、地域で移動手段を守っていくことを確認した。

 富士町の代替交通は日中予約制のジャンボタクシーと、朝夕の通学便のマイクロバスと中型バスになる。三瀬は、三瀬支所-神埼市横武間は定時定路線で、三瀬宿-三瀬支所、横武-佐賀駅バスセンターの区間は他のバスと重複することなどから廃止される。ジャンボタクシーなどは佐賀市の松原タクシー、ロイヤル観光、佐賀タクシー、中央タクシーが運行を担う。

 三瀬、富士両支所での終了式では、新規事業者が鍵のレプリカを昭和自動車から引き継ぎ、ジャンボタクシーやマイクロバスの計6台が紹介された。秀島敏行市長は「バスは地域の発展を守ってくれた。これから、地元や会社が一緒になって運行に取り組んでいきたい」と述べた。

 昭和自動車自動車事業本部・乗合事業部の黒田正直部長は「長年、利用していただいたことに感謝している。地域の方々が(意見を交わして)つくり上げたコミュニティーバスが発展することを望んでいる」とあいさつした。

 富士自治会長会の江口恭男会長は「これまで自治会や老人クラブなどの代表者と7回の会合を開いてきた。みなさんの協力で今日を迎えることができた。今後、利用を促進していきたい」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加