東松浦郡玄海町の脇山伸太郎町長の現金受領問題を巡り、刑事告発する考えを述べた市民団体メンバーら=佐賀市

 東松浦郡玄海町の脇山伸太郎町長が、福井県の建設会社側から現金100万円を受け取っていた問題を巡り、佐賀市の市民団体が31日、脇山町長を4月下旬に佐賀地検に刑事告発すると発表した。告発人として現時点で県内外から約200人の賛同を得ており、さらに募るとしている。

 問題は今年1月に発覚。脇山町長は町長選当選直後の2018年7月、「塩浜工業」の関係者2人から現金を受け取り、19年12月に知人を介して返金したと説明している。

 脱原発団体の有志が今年3月、町長の不十分な説明や姿勢に問題があるとして「玄海原発マネーの不正をただす会」を発足。告発状では、脇山町長が代表を務める政治団体への寄付だった場合、寄付を記載した収支報告書が提出されておらず政治資金規正法違反になるとし、町長個人への寄付の場合でも同法違反に当たると主張している。

 事務局の染谷孝氏は会見で「いまだに全容が解明されておらず、原発マネーの闇に光を当てたい」と強調、告発予定者らは「建設会社の関係者らが亡くなっている中、捜査で少しでも真相を解明してほしい」と訴えた。

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