フル規格整備の早期決断を要望した平原会長(右から3人目)ら佐賀県フル規格促進議員の会のメンバー=県庁

 九州新幹線長崎ルートの未着工区間(新鳥栖―武雄温泉)に関し、佐賀県内8市町の自民党議員らでつくる「県フル規格促進議員の会」(会長・平原嘉徳佐賀市議)が31日、フル規格整備を早期に進めるよう県に要望した。

 平原会長が県庁で、県交通政策課の前田直紀課長に要望書を手渡した。要望書では、武雄温泉駅の対面乗り換えが長期化すれば利用者の負担が増し、国との関係悪化も危惧されると主張。在来線の充実策や地域振興策を要求し、フル規格整備を速やかに決めることを山口祥義知事に求めた。

 整備方式で国土交通省が求める「幅広い協議」に応じるかどうか、県は確認文書案のやりとりをしている。平原会長は会見で「われわれからすると、議論のスタートラインにさえ立っていない。速やかに協議に入ってほしくて要望書を初めて提出した」と述べた。北陸新幹線などの論議が進んでいるとして「国の整備予算は潤沢にあるものではない。時間はないと考えている」と早期に方向性を出すように求めた。

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