放映前記者会見に登壇したキャストの桃咲まゆさん(前列左端、佐賀市出身)ら=福岡市博多区の大賀博多駅前ビル

放映前記者会見に登壇したキャストの桃咲まゆさん(佐賀市出身)

「ドゲンジャーズ」に出演した桃咲まゆさん=福岡市博多区の大賀博多駅前ビル

放映前記者会見に登壇したキャストの桃咲まゆさん(左、佐賀市出身)と正木郁さん

「ドゲンジャーズ」に出演する山代ガスのヤマシロン(中央)

「ドゲンジャーズ」に出演した山代ガスのヒーロー「ヤマシロン」

 福岡と佐賀のローカルヒーローによる特撮番組「ドゲンジャーズ」が12日10時から、KBC九州朝日放送で放送される。佐賀からは山代ガス(佐賀市)のヒーロー「ヤマシロン」や、佐賀出身で福岡を拠点に活動する女優兼タレントの桃咲まゆさんが出演。企業や地域の広告塔としてイベントなどで人気を高めてきたローカルヒーローが、これまでの活動の枠を超え活躍する。

 ヤマシロンは山代ガスの営業部ヒーロー課に所属し、LPガスの普及啓発や食育活動を展開するヒーロー。本作では福岡県内に拠点を置く他4人のヒーローに交じり県外から唯一参加した。桃咲さんは主人公である田中次郎の幼なじみ・ゆきとしてヒロインを演じる。

 そのほかに出演するヒーローは、福岡で広く活動する「吹王火剣(ふくおかけん)フクオカリバー」、北九州市を拠点としツイッターで人気の「キタキュウマン」、プロレスラーとしても活躍する中間市の「天元の勇者エルブレイブ」、大賀薬局(福岡市)のヒーローとして残薬問題の解決を目指す「薬剤戦師オーガマン」。さらに主人公の次郎が変身する新ヒーロー「ルーキー」や、ヒーローショーなどで悪役として人気の「株式会社悪の秘密結社」(福岡市)から「ヤバイ仮面」らが登場する。

 主人公の次郎を演じるのは俳優の正木郁(まさき・かおる)さん。監督は2019年のNHKドラマ「トクサツガガガ」で助監督を務めた荒川史絵さん。脚本は「悪の秘密結社」のシャベリーマンが担当。声優では関智一さんがナレーションを、岸祐二さんがオーガマンを務める。

 3月30日に福岡市内で放映前記者会見が開かれ、各ヒーローと正木さん、桃咲さん、荒川監督らが登場。すでに撮影は終えているとし、正木さんは「小さい子はもちろん、男女問わず大人にも楽しんでもらえる作品」と太鼓判を押した。荒川監督は出演ヒーローについて「地域に根付き一市民、県民という感じ。かっこいい一方で身近なものという視点で作品が作れたのは新しい経験」と振り返った。

 また司会を務めた「悪の秘密結社」のシャベリーマンは製作の目的として、企業スポンサーなどで活動費を捻出するローカルヒーローに「新しいアイテムや依頼をもたらす機会にできれば」と述べた。「オーガマン」の活動理念である残薬問題についても、服薬を記録する「やくいく手帳」を番組本編のエンドロールでPRすることで解決に寄与する狙いを語った。

 ヒーローを代表しキタキュウマンは「それぞれ活動スタイルが違う中で同じ作品を作ることに心配もあったが、監督のおかげですごくいい感じにまとまった。今後の活動でも仲良くやっていければ」と語った。

 会見後、桃咲さんは佐賀新聞の取材に「初めてのドラマで不安もあったが、キャストやスタッフの皆さんがサポートしてくれて楽しく撮影できた」と報告、「私も変身はしないが、少しだけ初めてのアクションに挑戦した」とPRした。ロケ地の多くが福岡だったことに関しても「新型コロナウイルスが落ち着いたら聖地巡りに全国から福岡へ遊びに来てほしいし、私の出身地である佐賀県にも足を伸ばしてもらえたら」と期待した。

 KBC九州朝日放送で12日から、毎週日曜朝10時~同25分放送。CATV「ぶんぶんテレビ」でも当日17時半から放送されるほか、ニコニコ動画、ひかりTV、TSUTAYA TVでも視聴できる。

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