1日に稼働するクリーンヒル天山。多久市と小城市の可燃ごみを受け入れ、焼却処分する=多久市北多久町小侍

クリーンヒル天山の中央制御室。主要機器をモニターで監視し、運転の制御を行う

クリーンヒル天山の完成を祝い、テープカットする多久、小城市の関係者ら

 多久市北多久町に新設された可燃ごみの広域処理施設「クリーンヒル天山」が1日に稼働する。多久市と小城市の共用施設で、両市のごみを受け入れ、焼却処分する。

 多久、小城の両市で構成する天山地区共同環境組合がごみの収集・運搬の事務処理を担い、施設の運営を三機化工建設(東京)に委託する。運用期間は地元との協議で2040年度までの20年間と定めている。

 24時間稼働し、二つの炉で一日最大57トンのごみを処理する。初年度は両市で約1万5千トンを受け入れ、以降は人口減などによる減量を見込む。事業費の20%を両市で折半し、残りの80%を人口割合に応じて負担する。22年度以降は、初年度の処理実績を基に人口割分を排出量割に切り替える。

 小城市の可燃ごみはこれまで、唐津市の中間処理施設で処理され、多久市の焼却施設も30年以上を経過して老朽化が進んでいた。両市で共用することで運営の効率化や処理費用の削減が期待できるという。

 3月31日に現地で落成式が開かれた。組合管理者の横尾俊彦多久市長は「多くの人たちの協力で遅滞なく建設できた。両市民の生活に欠かすことのできない施設をしっかりと運用していく」と述べた。

このエントリーをはてなブックマークに追加