布製マスクを手に「地域の役に立つことができれば」と話した佐竹営業課長=杵島郡江北町のイイダ靴下

 新型コロナウイルスの感染予防でマスクの品薄状態が続く中、杵島郡江北町に工場を構えるイイダ靴下が、布製マスクを作り、販売を始めた。

 2種類のうち一つはガーゼ素材を二重構造にした。もう一つは特殊な機械を使い、縫い目なく仕上げたニット製。どちらも手洗いができ、複数回使える。

 防犯機器などを手掛ける企業から3月中旬、製作の依頼を受けた。同時期に、長崎県の協力会社がガーゼ素材のマスク製造を始めたと聞き、販売を決めた。

 ガーゼ素材のマスクはプリーツ作りで、アイロンがけを繰り返し、職人が手作業で縫い付けている。「手洗い後は少し手間だが、アイロンをかけて使うと快適」という。2色展開のニット製は繊維会社ならではの技術を使い、縫い目がなく、突っ張るところがない。

 ガーゼ素材マスクの生産量は1日当たり300枚で、価格は5枚で600円、20枚で2200円。ニット製は1日100枚ほど生産し、1枚400円(いずれも税込み、送料別)。

 佐竹裕介営業課長(43)は「感染予防に加え、花粉症などで困っている人も多い。マスクで地域の役に立ちたい」と話す。

 問い合わせはイイダ靴下、電話0952(86)3412。平日と土曜日、午前9時から午後5時。ウエブでの購入ページは、https://peraichi.com/landing_pages/view/washablemask

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