玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の原子炉を保護する機器の更新について、佐賀県は30日、安全協定に基づく九州電力からの事前了解願に同意した。

 原子炉の圧力や冷却水の水位などを監視、異常があれば信号で知らせる設備で、最新のデジタル制御設備に更新する計画。九電は昨年3月28日に県と玄海町に事前了解願を提出していた。

 小林万里子副知事は同日、佐賀県庁で九電の豊嶋直幸取締役常務執行役員に回答文書を手渡した。小林副知事は、信頼性や保守性の向上を目的としていることを踏まえつつ「念には念を入れ、専門家からの助言をもらって国の審査を確認してきた」と経緯を説明。その上で「規制委の審査結果に不合理な点は見当たらなかった」と述べた。豊嶋氏は「原子炉の安全確保で重要な機器。設置工事は安全第一に実施する」と答えた。

 玄海町も同日同意し、脇山伸太郎町長は「工事は住民の安心安全を確保し、丁寧かつ慎重に実施してほしい」と求めた。

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