かつて実在した大名庭園「観頤荘」を紹介するパネル=佐賀市の三井住友信託銀行佐賀支店

 約300年前に佐賀城下に実在した巨大な大名庭園「観頤荘(かんいそう)」を紹介するパネル展が、佐賀市松原の三井住友信託銀行佐賀支店の待合室ロビーで開かれている。4月10日まで。

 当時の庭や建物の想像図、概要を説明したパネル4枚とDVDで紹介している。庭園は3代佐賀藩主鍋島綱茂の別荘として、1698年に造営が始められた。現在の赤松町や鬼丸町にあり、総面積は約3万5千坪で池や滝もあったという。跡地に当たる県立美術館近くには案内板も建てられている。

 展示に協力した佐賀大全学教育機構の中尾友香梨教授は「佐賀にも大名庭園があったことを知ってもらい、地元の文化や歴史に誇りを持ってほしい」と話している。

 佐賀支店の天明(てんみょう)慎一支店長は「ロビーがお客さまや生徒の研究発表の場となれば」と話している。

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