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 私の人生において、我が子の誕生ほど、大きなイベントはない。命の誕生という奇跡の瞬間に家族みんなで立ち会えた第3子の出産を通して、本当に有意義で、かけがえのない時間を過ごすことができました。私自身、2度目になる男性育休という貴重な経験でしたが、その時間もあっという間。

 今回の育休では、新たな気付きもありました。今までは、とにかく赤ちゃんと一緒にいる、夫婦で一緒に赤ちゃんに関わるということを大切に考えていた部分がありましたが、それはあくまでも第1子に限ってかなー、ということ。第2子、第3子ともなると、そんな絵に描いたようにはいきません。上の子が赤ちゃん返りしたり、焼きもち焼いたり、精神的な変化だけでなく、行動までも変化します。普通にしゃべる2歳の息子が、四つんばいで「ばぶばぶ」と話すんです。とにかくいろんなことが起きます。そんな中で、かたくなに赤ちゃんだけに関わっていたとしたら…。

 上の子が情緒不安定な中、パパは育休明けで仕事復帰となると、これは、ママがたまらなく大変です。私の中で、パパの役割とは、「ママを太陽(笑顔)にする」ということ。そのためにも、パパがママにサポートしてもらいながらでも赤ちゃんを抱っこしたり、手を握ったり、沐浴やおむつ交換などでしっかりと関わり、かけがえのない時間を楽しむことはもちろん大事ですが、それと同時に上の子の心の変化や行動に関心を持って、しっかりと寄り添い、ママと話し合いながら、そこをサポートしていくことも、パパにできる重要な部分かなって思います。そうすることで、うまくバランスがとれ、笑顔が多い愛情あふれる生活・家庭になると私は確信しています。

 赤ちゃんのお昼寝のときや、寝かしつけた後にでも、夫婦間で時間に少しでも余裕ができたら、いろいろと語り合うことをお薦めします! 内容は何でも良いです。

 産後すぐは、ママは外に出ることが難しいので、パパが話を聞いてあげたり、話し相手になったりするだけでも気分転換やストレス発散につながると思います。それに、ママも一人の人間。日々、気持ちにも変化があるように、第1子の時と第3子になってからとは、また考え方が変わっているかもしれません。

 職場や仕事の状況、タイミング、会社や上司の不理解などで、まだまだ育休を取得しづらい社会だというのもわかります。事実です。男性育休定着には程遠く、取得すること自体が珍しいくらいです。しかし、私は胸を張って取得して良かったと言える。こんな経験、後々後悔しても二度ととできないし、我が子に対する夫婦共通の話題や会話が圧倒的に増える。子育てが終わってから、夫婦2人の生活になったときでも、いろんな思い出の話ができそうな気がするほどです。

 さあ、またバージョンアップしたパパ! 仕事復帰してからも頑張ります。男性育休100%の社会に!(パパ記者・片桐亮=いまパパ~いまりパパネットワーク~代表)=片桐さんのコラムは随時掲載しています。

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