感謝状を受けた(左から)峰松広行さん、光武康隆さん、西山俊樹さん、峰松正典さん=武雄市の杵藤地区広域市町村圏組合消防本部

 杵藤地区広域市町村圏組合消防本部は25日、運転を誤って池に転落した車から男性を助け出した4人に感謝状を贈った。

 4人はいずれも鹿島市在住で、会社員の峰松広行さん(63)、会社員の光武康隆さん(43)、介護士の西山俊樹さん(42)、鹿島市職員の峰松正典さん(49)。

 2月27日午後5時50分ごろ、鹿島市高津原の蟻尾山公園で峰松広行さんらが池に軽乗用車が落ちたのを目撃した。峰松さんは110番通報。光武さん、西山さん、峰松正典さんが池に入り、沈んでいく車の中から男性(77)を助け出し、救助用の浮き輪などを使って岸に引き戻した。男性は無事だった。

 西山さんは帰宅中、ほかの3人はランニング中の出来事だった。「落ちた瞬間、数メートルの水柱が上がった」「とにかく『窓を開けて』と叫んだ」「車はどんどん岸から離れていくし、窓から水が入ると沈むのが早かった」「私たち以外にも浮き輪を探してくれた人などいろんな人が加わってくれた」と当時の様子を語り、「助けられてよかった」と振り返った。

 感謝状を渡した吉岡和久消防長は「とっさの判断と勇気がなければ命が危なかった。プロパーの私たちでさえ難しいと思われる素晴らしい活動」とたたえた。

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