伊万里・有田消防組合から佐賀県防災航空隊に派遣される久保田隆慈さん=伊万里市役所

 4月に発足する佐賀県防災航空隊に伊万里・有田消防組合から派遣される久保田隆慈(たかし)さん(32)が27日、深浦弘信伊万里市長を訪問した。久保田さんは「救助が困難な現場でも、命を救うという責任をしっかり果たしたい」と決意を語った。

 県防災航空隊は消防防災ヘリの導入に伴い編制され、山岳遭難や水難事故の救助、林野火災の空中消火活動などを行う。県内5消防本部から3~1人が派遣され、9人体制で始動。1年間は研修や訓練に取り組み、来年3月末にヘリの運航を開始する。

 久保田さんは2009年に消防士になり、主に救急業務を担ってきた。他県で防災ヘリが活躍するのを見てあこがれを抱き、佐賀県にも将来導入されることを見据えて資格取得など準備を進めてきたという。

 国内では過去に防災ヘリの墜落事故が複数回起きており、危険と隣り合わせの任務になる。派遣の報告を受けた深浦市長は、安全確保の徹底を「知事に要望していきたい」と述べた。隊員の任期は2~4年で、久保田さんは4年になる。

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