有田町での暮らしや働き方を語り合った、(左から)ファシリテーターの桜井祐さん、高塚裕子さん、上野菜穂子さん、山口陽介さん=有田町のbowl

 移住希望者らと住民をつなぐトークイベント「MEETUP! SAGA」が有田町のbowlで開かれた。移住や仕事で同町に関わる3人が暮らしや働き方の実情を紹介した。

 テーマは「暮らしたいまちは、自分でつくる」。質の高い日用品を扱うbowlの高塚裕子マネジャー(45)は、ものが売れるポイントが汎用型から嗜好性や独自性の高いものにシフトしていると指摘。「時代が有田についてきたと、うっすら感じる」と、手描きなど手仕事の有田焼の可能性に触れた。

 有田町地域おこし協力隊員の上野菜穂子さん(42)は人間関係について「有田はちょうどいい親切具合で暮らしやすい」と語った。長崎県波佐見町の庭師、山口陽介さん(39)は古い建物が連なる町並みを「壊すのではなく、伝統を受け継いでいるのが素晴らしい。残してほしい」と希望した。

 イベントはNPO法人灯す屋(有田町)と県が主催。新型コロナウイルス対策で一般入場からユーチューブ配信に切り替えた。

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