支柱を立てる参加者=佐賀市富士町の嘉瀬川ダム周辺

 有明海に栄養分豊富な水を供給する美しい森を作ろうと、佐賀市富士町の町民や有明海のノリ漁業者たちが29日、嘉瀬川ダム周辺で「有明(たから)の海への植樹祭」を開いた。約30人が、イロハモミジとソメイヨシノ各20本の植樹に汗を流した。

 自然環境保護に取り組む佐賀市のボランティア団体「こだまの富士(さと)倶楽部」(山口勝也代表)が主催した。「有明(たから)の海も天山の一雫(てき)から」をテーマに、毎年活動しており、今年で17回目。嘉瀬川ダム管理支所や県有明海漁業協同組合などが協力し、ダムを見下ろす国有地の斜面に、重機で穴を掘り、スコップで若木を植えていった。

 山口代表は「環境がすぐに良くなるわけではないが、地道に続けることが大事。ミネラル豊富な水を送り込めるよう、育ってほしい」と話した。

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