完成したひらまつ病院の病児保育施設「ひつじさんの部屋」。4月1日から利用登録を受け付ける=小城市小城町

 小城市のひらまつ病院に、病気の子どもを預かる病児保育施設が完成した。「ひつじさんの部屋」という名称で、インフルエンザなど感染力が強い子ども向けの個室も備える。当面は市内の乳幼児から小学3年生までを対象に4月1日から登録を受け付け、同月中旬以降、受け入れを始める。

 施設は木造平屋建てで、延べ床面積131平方メートル。保育室1部屋と、感染症の子ども向けの個室が3部屋ある。各部屋に洗面所とトイレを備え、一般保育室との感染防止のため入り口も2カ所設けた。保育士2人と看護師1人が交代で見守り、病状に応じて小児科医が対応する。

 定員は1日6人で、平日午前8時から午後6時まで受け入れる。利用料は1日千円、半日(4時間以内)500円。弁当や薬は持参する。

 市によると、市内の病児保育施設は2カ所目。受け入れ人数が限られるため、市外の施設を利用する子どもも多く、昨年度は佐賀市と江北町の計3施設で延べ216人に上った。

 新しい施設は、整備費約4800万円の9割を国と県、市が補助し、初年度は市が運営費約1千万円を負担する。今後は市外の子どもも受け入れられるよう手続きを進める。

 23日に現地で完成式典が開かれ、ひらまつ病院の平松克輝理事長は「住んでよかったと思ってもらえる地域になるよう、働く親たちを支えていきたい」と述べた。問い合わせは「ひつじさんの部屋」、電話0952(37)0900。

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