完成した「Cygames佐賀ビル」=佐賀市栄町

 ゲームの企画や開発、運営事業を展開するCygames(サイゲームス、渡邊耕一社長、本社・東京)の初の自社ビル「Cygames佐賀ビル」が、佐賀市栄町に完成した。ゲームデザイン全般を手掛ける新設の「Cygames佐賀スタジオ」などが入り、新たな開発拠点として4月1日から運営を始める。

 ビルはJR佐賀駅東側に立地し、鉄骨5階建てで延べ床面積約4833平方メートル。社名の頭文字「C」をつなぎ合わせたデザインの外観が特徴で、内装の一部に県産木材を使用した。

 佐賀スタジオは2階に入り、ゲームのイラストやデザイン制作を担うほか、次世代のデザイナーらを育成する一環で、学生向けの講義やコンテストを開く。2、3階には市内の別のビルに開設している「佐賀デバッグセンター」を移転、開発中のゲームの不具合を調べる。従業員は、スタジオは将来的に100人前後、センターは2022年度中に300人に増員する予定。1階はテナントが入る。

 サイゲームスは、スマートフォン向けの人気ゲーム「シャドウバース」や「グランブルーファンタジー」などを手掛け、eスポーツの振興にも注力している。渡邊社長が伊万里市出身という縁や、九州地方の人材発掘の観点から自社ビルを佐賀市に建設した。同社は「優秀な若い人たちに働きたいと思ってもらえる魅力的なオフィスにして、多くの若者が集う駅前の新たなランドマークにしていきたい」としている。

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