唐津市呼子町などで能を広める林本大さん

 唐津市で生まれ、呼子町に母の実家がある縁で2007年から、町内を中心に能教室を開いたり、公演を開いたりして文化浸透に努めてきた。現在は市内に約20人の生徒を抱え、年3~5回の公演を重ねている。

 進学した関西大では能クラブに入会し、卒業後は故山本眞義氏=大阪府=に入門。現在は観世流の家元の実弟である山階彌右衛門(やましな・やえもん)氏=東京都=に師事する。

 能の面白さを「最小の演出で最大の効果を出すところ」にあると説く。演者は顔の表情は作らず、2歩下がるだけで悲しみや驚きを表現する。「分かりにくいからこそ楽しい」。各地で能を解説する講座「能meets」も主催する。

 「能を通じて、昔の日本人の美意識を知ることができる。それは日本という国を学ぶことにつながる」と呼び掛ける。

 能教室は、月に2回ずつ呼子公民館と志道公民館で開く。入会、見学の問い合わせは「大の会事務局」、電話090(7345)0217。大阪府。

このエントリーをはてなブックマークに追加