全国農業大学校プロジェクト発表大会で特別賞を受賞した佐賀県農業大学校の内藤恵介さん

 全国農業大学校プロジェクト発表大会で、佐賀県農業大学校専科の内藤恵介さん(32)が最優秀賞に次ぐ特別賞を受賞した。近く多久市で80アールのミカン栽培を始める内藤さんは、効率は悪くとも里山を守る農業を実践したいとの思いを語った。

 2月に東京で開かれた大会には、各ブロックを勝ち抜いた全国の10人が出場した。九州からは内藤さんら2人が登壇した。

 内藤さんの演題は「理想とする里山農業生活に向けて」で、農業大学校で1年間学んだ経験を踏まえて、就農後の戦略を具体的に説明した。中山間地で大規模化は難しいため、高品質のミカンを作り小規模でも成り立つ農業にしたいと主張した。昨年夏の豪雨で地域の農地が土砂崩れに遭ったことにも触れ、里山の環境を維持・保全するためにも地域で頑張りたいと語った。

 内藤さんは「受賞はうれしいが、口だけと言われないよう、今後は、実際の農業で結果を出したい」とはにかんだ。

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