佐賀バルーナーズが、B3初参戦で優勝の快挙を成し遂げた。新型コロナウイルスの影響によるリーグ打ち切りという思いがけない結末。選手やスタッフは優勝の喜びとともに複雑な思いをのぞかせた。

 ルイス・トーレスヘッドコーチは「誰しもがこのようなリーグの終わり方でのチャンピオンを望んでいたわけではない」としつつ、「選手やスタッフに、この素晴らしいゴールを共に成し遂げたことを祝福したい」とコメントした。

 佐賀バルーナーズは今季、「B1最短昇格」を目標に掲げ、Bリーグに参戦した。開幕ダッシュに成功したものの、その後は5連敗を喫するなど、一時は9勝9敗の五分にまで勝率を落とした。だが1試合平均27・6点で得点王に輝いたトレイ・ギルダーや、3ポイント成功率リーグ1位(46・1%)の小松秀平らがチームをけん引し、その後の22試合で21勝と驚異的な成績を残した。

 主将の井上諒汰は「チーム全員でハードワークをしてきた結果」。同じく主将を務める小川京介は「みんなでこの危機を乗り越え、バスケットを通して佐賀から日本を盛り上げられるように活動していく」と語った。

 クラブはB2ライセンスを申請中で、昇格は4月下旬開催予定のBリーグ理事会に委ねられる。運営会社サガスポーツクラブの竹原哲平社長は「B2昇格に向けて安定的な収益基盤を維持しつつ、経営基盤の強化に努めて参ります」とコメントした。

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