山口祥義・佐賀県知事

 佐賀県の山口祥義知事は27日、県庁での新型コロナウイルス対策本部会議で、県内在住の外国人が飲食店への入店を断られるケースがあったと明らかにした。「外国人だからというのは非常にナンセンス」と苦言を呈し、「そういう県でありたくない。心ない行為は慎むように要請してほしい」と県幹部に指示した。

 県国際課によると、2月下旬、県内に住む外国語指導助手(ALT)が武雄市内の飲食店で「海外からのお客さまの受け入れ中止」と複数の言語で表記された張り紙を見つけ、入店を諦めた。唐津市内のある飲食店でも外国人を断っているという情報が、会員制交流サイト(SNS)に投稿されていたという。

 県は市町や関係団体に、人権への配慮などを求める要請文を出すことを検討している。

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