佐賀銀行の坂井秀明頭取は26日の会見で、佐賀県内や福岡県などを含めた取引先2万社に対する聞き取りで、新型コロナウイルスの影響が出ている社が4千社に上ることを明らかにした。同時に「影響がない社は一つもない」として「本当に影響が出てくるのは4月以降」との観測を示した。

 4千社の内訳は「仕入れの一部が入ってこない」など影響の程度はさまざまという。

 支援策は現在、県の制度融資を活用して従業員への支払いなど手元資金の早期補てんを行っていると説明した。売り上げがない中で融資がしにくいという声が一部金融機関にあるとの質問には、「お客さまが悪い訳ではなく、災害と同じ。普段から付き合いがあるので、半年間売り上げがなくてもその後、返済できるお客さまかどうかは分かる」と積極的に下支えする考えを示した。

 また、新型コロナウイルスへの対応強化で、日本政策投資銀行と災害対策業務協力協定を結んだと発表した。両者で情報共有しながら大口の協調融資などを通じて企業を支援する。

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