佐賀市は25日、保育施設を利用する保護者に求めていた「家庭内での保育」の要請を解除した。新型コロナウイルスの感染を予防する手だての一つとして求めていたが、市内で感染の広がりがないため見直した。

 佐賀県内初の感染者が市内で確認された13日夜、市は「家庭内保育のお願い」という文書を保育所や認定こども園など93施設にメールで送った。解除の理由について市保育幼稚園課は「新たな感染が見られなかったため」と説明している。

 若宮の三光保育園では要請後、平日に利用する園児は1人減っただけだったという。福元芳子園長は「強制ではなかったから」と受け止めつつ、「感染者が確認された影響からか、土日の利用者は普段の半分ほどだった」と振り返った。

 大和町の保育園は利用者の数は変わらなかった。副園長は「急だったので、保護者は仕事を休めなかったのだろう。市内で感染者が出た情勢から、この対応(家庭内保育の要請)は仕方なかったかもしれない」と話した。

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