「高校生平和大使」選考会への応募を呼び掛けた佐賀県8代目大使の山之上飛鳥さん=県庁

 世界に核兵器廃絶を発信する「高校生平和大使」の佐賀県派遣委員会は、8月にスイス・ジュネーブの国連欧州本部へ派遣する平和大使約20人のうち、佐賀県枠として9代目となる1人を募集する。新型コロナウイルスの感染拡大で予定通り国連に派遣できるか不透明だが、「核廃絶の重要性は変わらない。リスク管理をして若者の交流を進めていきたい」としている。

 県8代目平和大使の武雄高2年の山之上飛鳥さんが26日、県庁での会見に出席、「国連訪問では核大国の大使らと話す機会があり、平和を多角的に考えるきっかけになった」と振り返り、「興味のある人はぜひ応募してほしい」と呼び掛けた。

 平和大使は長崎市の市民団体が1998年から毎年派遣し、今年は23代目。2018、19年はノーベル平和賞にノミネートされた。12年から佐賀県枠が創設されている。

 今年は8月15~22日にジュネーブやオランダ・アムステルダムを訪問する予定。年間を通して県内でも「高校生1万人署名活動」に取り組んでいるが、現在は新型コロナウイルスの影響で中断している。

 応募資格は高校生であること。選考会は4月29日午後1時から佐賀市高木瀬町の県教育会館で自己アピールと小論文、面接を実施する。応募は4月24日必着で委員会に郵送で申し込む。問い合わせは県平和運動センター、電話0952(32)2211。

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