デマンドタクシーの車体に貼るマグネット

 唐津市は4月1日から、同市厳木町内で、廃止になる路線バスに代わる予約型デマンドタクシー「きゅうらぎ号」の運行を始める。新たな交通手段で「住民の足」の確保や利便性向上を目指す。

 3月で廃止になるバス路線は星領線(約19キロ)と天川線(約13キロ)の2路線で、現在は1日6便運行する。2018年の利用状況は1日平均で星領線3人、天川線は11・5人だった。

 デマンドタクシーは、昭和タクシー多久営業所が運行を担い、定員4人の普通乗用車を使う。5人以上の予約があれば10人乗りのジャンボタクシーになる。従来のバス停に加え、公共施設、病院など新たに46の乗降所を設ける。町内を星領、天川、山麓部・瀬戸木場の3エリアに分け、それぞれ1日3~6便を運行する。

 利用は市内在住者で登録が必要になる。前日午後5時までに予約する。エリア内料金は300円で、エリアを越える場合は500円。小学生や障害者、免許返納者は半額となる。市は20年度予算で、赤字が出た場合の事業者に対する半年分の補助金として582万円を計上している。

 未来創成部移住・定住促進課は「運行時間帯や便数など、実績や利用者の声を聞きながら微調整していきたい」と話す。予約は同タクシー多久営業所、電話0952(75)2166。

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