地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は大町町消防団第1分団第1部の梶原涼太郎さん(26)です。(2019年度の連載は今回で終了です)

消防団だからこそできる経験が魅力

第1分団第1部 梶原涼太郎さん

 

 2017年に役場職員になった時に当時の部長に勧誘され、住民の安全・安心を守るために消防団に入るのは当然と思い入団しました。団員だった父の団服姿がかっこよく、楽しそうにしていたのを子どもの頃覚えていて、そのイメージも背中を押してくれました。

 これまでで印象に残っているのは、2年前のポンプ操法大会です。4人でチームを組み、大会2カ月前から平日の毎日早朝5時半から練習しました。早起き・練習・仕事の繰り返しはきつかったのですが、練習ではがなかなか早くならなかったタイムを本番では更新することができて、「2カ月の苦労が実った!」と達成感を味わいました。

秋の火災予防パレードで町内を走る各部のポンプ車=2019年11月

 もう一つが昨年の豪雨。町内の家屋、農地は、多大な被害を受けました。役場での対応が主でしたが、被災された方たちにボートでご飯を運んだり、車で避難所に送り届けたりしました。その際は、町保有のボートと、江北町と自衛隊の応援で対応しましたが、日頃からの訓練の重要性をあらためて感じました。

 消防団は災害や火災での出動、人命救助など普段はできないことを経験できる魅力があります。それに、地区や町民の方に広く知ってもらえるので、仕事で声を掛けていただいたりします。入団していなかったらそんな経験もできないだろうと思います。
 

先輩からメッセージ

第1分団第1部部長 梶原貴典さん

 

 第1部は20代が2人だけで、その上は40、50代。先輩たちとは年齢差がありますが、気後れすることなく、入団後すぐに溶け込みました。若いのでいじられ役でもありますが、物おじしないタイプなので本人は気にする様子もなく、部のムードメーカーですね。訓練などの活動にも積極的で、ポンプ操法大会では選手として頑張ってくれました。若手が少なくなっているので、将来は中心になって部を引っ張ってくれると期待しています。

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