常時換気した状態で部活動に取り組む生徒たち=佐賀市の佐賀北高

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け停止していた佐賀県内の県立学校の部活動が25日、春休みに入り解禁された。高校の運動部では換気の徹底など感染防止策を講じ、生徒らは約3週間ぶりの本格練習を喜びつつ、元気に体を動かした。

 佐賀商高(佐賀市)の剣道部は窓を全て開放した風通しのいい環境で、1、2年生11人が約2時間汗を流した。柔道部の練習と時間をずらして午後から行い、アルコール消毒液を用意するなどして対策を取った。2年の光岡寛悟主将は「早く練習したいと思っていたからすごく楽しい。久々なので新鮮な気持ち」と話し、宮崎幸恵監督は「エネルギーがあり余っている中、よく我慢したと思う。健康な体で来てくれて何より」と生徒を気遣った。

 佐賀北高(佐賀市)の女子バスケットボール部では、武藤広樹監督が「喉の痛みがある」「せきが出る」「体がだるい」などの項目が並ぶ健康観察簿を独自で作成、生徒たちの健康状態を確認した。

 実戦形式のメニューなどで約3時間半体を動かし、2年の山田莉紗主将は「体力や連係のずれを徐々に取り戻していきたい」と意欲を見せた。チームは例年、ゴールデンウイークに県外遠征を実施しているが、県は自粛を求めている。約2カ月後の県高校総体までに公式戦もないが、武藤監督は「状況は他の高校も同じ。チームの中で高めていこう」と呼び掛けていた。

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