開館と同時に、本の返却コーナーに利用者の列ができた佐賀市立図書館

 佐賀市は25日、新型コロナウイルスの感染予防で休館していた113の公共施設の運用を再開した。市立図書館では返却や貸し出しコーナーに列ができた。

 図書館は平日に約1500人、週末は多いときで3千人の利用があるため、閲覧席のいすを減らし、向き合う形での利用を避ける対策をとった。絵本コーナーでは長時間の利用を控えるよう張り紙で呼び掛けた。

 小学4年の木下つばささん(10)は13冊を借り「自宅では宿題ばかりだった。学校にない本がここにあり、久しぶりに借りることができてうれしい」と笑みを浮かべた。愛敬町の玉川みゆきさん(71)は「あまり外に出たくないが、家にこもるだけでは暇を持て余すから」と述べた。

 市民活動プラザの職員は開館直後から、会議室の利用を休館で断念した約40団体に電話で連絡した。休館中の問い合わせは119件に上り、担当者は「総会資料の印刷などで再開を心待ちにされていた」と話した。万が一、感染者が確認された場合に備え、利用者の名前と連絡先を記録するよう各団体に呼び掛けている。

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