新型コロナウイルスの感染防止のため実施してきた臨時休校に関し、佐賀県は24日、県立中学と高校、特別支援学校について4月6日から学校を再開する方針を示した。文部科学省の方針を受けた決定で、県教育委員会は、県内20市町教委と私立学校にも県立学校と同様の対応を求めた。

 山口祥義知事は20日の対策本部会議で「基本的に新学期は通常通りの再開に向けて準備する」という方針を示していた。24日、文科省からの新年度の教育活動再開の通知を確認した上で、山口知事と落合裕二教育長で県の方針を変更する必要がないと判断した。

 24日の県総合教育会議の冒頭、山口知事は「20日に考えていた(県の)方針で問題ない。基本的には学校再開(の方向)でいきたい」と述べた。落合教育長は「新年度から通常通り、学校を再開するということで、直ちに県立学校、市町教委や私立学校に通知する」と話した。

 会議後、報道陣の取材に応じた落合教育長は、臨時休校中の授業の補填(ほてん)などについて、各学校に進ちょく状況の差があることを勘案して「それぞれに考えてもらう」とした。

 県内では13日に感染者が初めて確認されて以降、感染が拡大しておらず、今後、発生した場合の対応については「感染経路などの分析を行った上で方針を決める」とし、状況次第では「県下一斉に休校になることは考えにくい」と話した。

 三養基郡みやき町や杵島郡白石町など一部で正式決定していない市町があるが、ほとんどの市町が6日の学校再開を予定。入学式は7~10日に予定され、県教委は時間短縮や規模縮減については各学校の判断としている。

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