児童や生徒にとって理不尽な「ブラック校則」が社会問題化する中、佐賀県教育委員会は、県立学校に校則の見直しを求める通知を出した。頭髪指導などの見直しの視点や対象になる具体例を記しており、市町教委にも伝えた。

 24日に県庁で開かれた県総合教育会議で県教委が報告した。児童・生徒の人権保障を求め、教育目標の達成のために必要な校則かどうか確認することを要請した。「マフラーは前で結ぶ。結んだマフラーの先端がみぞおちより上」といった規則や、「特徴のある髪質については届け出ること」など人権に関わる問題をはらむものが見直しの対象になることを例示した。

 17日付で県立校に見直しを求める通知を出し、市町教委にも同様の内容を伝えた。校則を見直す際の合意形成の手だてとしては、生徒会への意見聴取や児童・生徒へのアンケート調査、PTAの会議などで保護者らに意見を求めることを挙げている。

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