佐賀県は24日、がんの先進医療に伴う治療費の助成事業で、対象ではない患者に誤って助成金を交付したと発表した。2018年度に助成した25万2934円分で、取り消しができないため返還は求めていない。

 県健康増進課によると、助成金を交付された男性が治療を受けていた医療機関が、国が認定した申請対象の「先進医療実施医療機関」ではないことが判明した。1月下旬に追加申請の相談を受け、治療内容を確認する中で判明した。

 県は1月30日に男性の家族に追加申請ができないことを報告した。その後、交付済みの助成金の取り扱いを検討し、申請者に過失がない点などから交付決定の取り消しはできないと判断した。

 医療機関名などが申請対象と似ていたことが誤認の原因と説明した。再発防止策として、国が定めている医療機関や医療技術名の確認の徹底や、医療機関が発行する証明書の様式を月内に見直す考えを示した。

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