半﨑さんからメッセージ入りの校歌CDを贈られた卒業生ら=佐賀市多布施の星生学園

半﨑美子さんが作詞作曲した校歌を歌う卒業生ら=佐賀市多布施の星生学園

 佐賀市多布施の高等専修学校星生学園(加藤雅世子校長)の校歌「それぞれの星」が完成した。“ショッピングモールの歌姫”半﨑美子さんが、生徒の声を取り入れて作詞作曲し、羽ばたく生徒と輝く星を絡めた温かい楽曲に仕上がった。

 同校は、不登校などさまざまな背景がある生徒を受け入れている。2011年の創立から校歌がなく、校歌を作りたいと望んでいた加藤校長が、友人の紹介で半﨑さんと出会い、実現した。1月に半﨑さんが学校を訪れ、生徒約40人から学校への思いや盛り込んでほしい言葉などを聞き取って作った。

 「思い悩んだ日々は いつか誰かを導く」「迷い傷ついた分 今日より明日が輝く」など、未来に向かう生徒たちへの思いがゆったりしたメロディーに乗る。卒業生の神埼市の開海渡さんは「星生らしいワードがたくさん入った星生らしい校歌。自分たちの過去や未来がたくさん詰まっている」と話す。

 4日の卒業式では新型コロナウイルス対策で歌うことはかなわなかったが、半﨑さんの歌をCDで流した。卒業する生徒が1月に「(校歌ができても)歌う機会が少なくてさびしい」と話したことが印象に残っていたという半﨑さんから、卒業生33人に校歌のCDが贈られた。受け取った佐賀市の土井愛実さんは「すごくきれいで明るい歌。車の中で流して聞きます」と笑顔を見せていた。

 半﨑さんは北海道札幌市出身のシンガーソングライター。全国のショッピングモールを回って開いたライブで多くの共感を呼び、「ショッピングモールの歌姫」と呼ばれている。

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