地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は武雄市消防団第4分団第2部の黒川丈司さん(31)です。

分団長だった父の姿に憧れて入団

第4分団第2部 黒川丈司さん

 

 以前、父が分団長をしていて、出動する時や地域の行事で活躍する姿がかっこよかったので、子どものころから消防団員に憧れていました。2013年に当時の第2部部長から勧誘されたときは、待っていましたとばかりに、開口一番「入ります!」と伝えました。

 これまでいろいろな災害に出動しましたが、印象に残っているのは武雄市でも大きな被害が出た昨年8月の豪雨です。管轄の地元の復旧作業だけではなく、他の地域への支援にも行って、ごみ回収や撤去などを行い、被災した人たちの力になれたらと思い積極的に声を掛けました。

今年の武雄市消防団出初め式でのパレード=武雄市の温泉通り

 現在、ラッパ隊に所属しています。楽器の経験はありませんでしたが、「何でも経験」と思い、自分から手を上げて2年前に入隊しました。勇んで入ってはみたものの、唇だけで5音階を出すのは難しくて苦労しました。入隊してわずか3カ月後に、武雄市消防団の操法大会に出場しましたが、緊張から行進する足はがくがく、練習通りに吹けたかどうかの記憶もないほどでした。

 市操法大会は2年に1回で、今年が開催の年です。前回は芳しくない成績だったので、今回は優勝を目指します。大会1カ月前からほぼ連日の練習が始まります。職場がある佐賀市から帰ってからの夜の練習は大変ですが、後輩もいるので隊を引っ張る気持ちで頑張りたいと思っています。

 

先輩からメッセージ

第4分団本部部長 小栁康弘さん

 

 黒川君のお父さんとは消防団でも仕事でも一緒でしたが、積極性やリーダーシップのあるすごい人でした。そのDNAを受け継いでいるようで、消防団活動にもラッパ隊の取り組みにも積極的ですし、水害や火災の現場では中心的な役割を担って団員を引っ張り、信頼が厚いですね。地域の行事にも進んで顔を出しているので、地域でもかわいがってもらっています。若い団員の手本として、これからも頑張ってほしいと思います。

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