事業の引き受け先が決まり、存続されることになった「リョーユースポーツプラザ」=佐賀市末広

 経営難を理由に事業譲渡先を探していた佐賀市の総合スポーツクラブ「リョーユースポーツプラザ」の引き受け先が見つかり、クラブの存続が決まった。テニス教室やホテル経営を手掛けるソニックスポーツ(熊本市、力久幸一朗社長)が6月から経営を引き継ぐことで合意した。譲渡先が見つからなければ3月末で閉館する予定だったが、会員らの署名活動が存続を後押しした。

 ソニックスポーツと親会社のリョーユーパン(福岡県大野城市)が18日に合意した。ソニックスポーツは熊本、福岡県や東京都などで計10カ所のテニス教室を直営・業務委託し、ホテルマリノアリゾート福岡(福岡市)や飲食店経営も手掛ける。力久社長は佐賀市久保田町出身で、リョーユーの施設を利用したこともあり「クラブをなくしたくないという署名活動も、引き受けを決断する大きなきっかけの一つになった」と話した。

 リョーユー側は5月末まで営業を継続する。その間、ソニックスポーツが今後の運営内容や施設改修計画を精査するなどして準備を進める。「引き受けを決めたばかりなので、詳細はまだ白紙」(力久社長)と言い、希望するスタッフは雇用を継続するという。

 リョーユースポーツプラザは1984年創立。高齢会員の貴重な交流の場になるなど地域や利用者との関わりが深く、クラブ存続を願って1670人の署名が集まった。

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