ミズの高齢者向け複合施設「そいよかね」に隣接する駐車場に設置した、佐賀トヨペットが運用するトヨタシェアの自動車=佐賀市水ケ江

 佐賀市の佐賀トヨペット(内田健社長)は、佐賀市水ケ江で、カーシェアリング、無人レンタカーの貸し出しサービスを始めた。専用のアプリを使って人を介さずに、車の予約や利用、返却、精算まで一貫してできる。県内のトヨタの販売会社では初めて。車の「脱保有」の動きが加速する中、地域とのつながりを意識し、サービスの多様化を図る。

 サービスは「TOYOTA SHARE(トヨタシェア)」。調剤薬局などを運営するミズ(佐賀市)が手掛ける、高齢者向け複合施設「そいよかね」に隣接する駐車場に設けた。複合施設の入居者や、近隣のマンション住民などの利用を促す。15分150円からで、アクアとシエンタの2台が利用できる。

 自動車業界を巡っては、若者の車離れや車庫が少ない住宅事情などで、車の「所有」から「利活用」に移行しつつある。同社の今熊博男副社長は「県内でも数年後、有効に活用される可能性は高い」と説明した上で「地域の足として、貢献できれば」と話した。

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