新型コロナウイルスの感染確認を受け、臨時休館中の佐賀市立図書館

 佐賀市は23日、新型コロナウイルスへの感染予防で31日まで休館措置を取っていた約130の公共施設について、原則的に25日に解除する方針を示した。佐賀県内での感染者の発生が「一定程度に収まっている」として判断した。各施設で開館の準備が間に合うかどうかを指定管理者などと検討し、24日に詳細を発表する。

 市の感染症対策本部の非公開会合後、秀島敏行市長が会見した。政府の専門家会議が示した「換気の悪い密閉空間」「近距離での会話」「人混み」の3条件を満たさないようにして、市立施設を25日から再開する。老人福祉センターや、やまびこの湯など準備に時間がかかる施設に加え、3条件が重なる施設は休館を継続する。具体的な施設名や再開日は、市のウェブサイトで24日午後に公表する。

 解除を決めた理由について秀島市長は「県内で感染者が確認された後、別の発症案件が出ておらず、収まっている。県が学校の部活を開始させることも判断の一つになった」と説明した。

 山口祥義知事は20日、専門家会議が示した感染状況別の3地域のうち、県内は「一定程度に収まっている地域」に該当するとの見解を示していた。県は、県立学校で休止していた部活動について春休みが始まる25日からの再開を決め、4月上旬の始業式からの学校再開を目指し、県教育委員会で準備を進める考えも示していた。

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