高齢者などの見守りの協定を結んだ三愛オブリガス三神の浦田匡一郎社長(左)と伊東健吾吉野ヶ里町長=同町役場

 吉野ヶ里町はLPガスの供給などを行う「三愛オブリガス三神」(神埼市)と23日、高齢者の見守りに関する協定を結んだ。生活に密接に関わる事業を展開する中で、異変を感知した時に家族や行政などに連絡し、対応できる体制をつくる。

 同社は吉野ヶ里町と神埼市一帯でLPガスの供給や道路、クリークの工事などを50年以上手掛け、約60人の従業員が現場で業務に当たっている。仕事を通じた「地域の見守り役」を期待し、吉野ヶ里町から呼び掛けて協定に至った。

 町役場であった締結式で伊東健吾町長は町内の高齢化率24・6%に触れ、「高齢者は今後も増える。お年寄りの安心安全のためにも、地域で働いている人の助けが必要」とあいさつ。同社の浦田匡一郎社長(52)は「郵便物や新聞などがたまっていたり、道に迷っている様子だったり、小さな変化に気付き、地域の一助となっていきたい」と抱負を述べた。

 同町は2015年から民間事業所と同様の協定を結んでおり、10事業所目になる。

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