旧国鉄佐賀線跡を利用した「徐福サイクルロード」(写真左上から右下へ)。北川副小の西に国道208号へ市道が延び、住宅が増えるなど周辺も整備されている。ロードを覆うように植えられた桜の開花が間近に迫っている=佐賀市南佐賀(高度約150メートルからドローンで空撮)

 56年の歴史に幕を下ろした旧国鉄佐賀線が整備され、自転車道に生まれ変わった。佐賀市南佐賀の南佐賀公園から同市諸富町の諸富鉄橋展望公園までを結ぶ約5キロで、約2200年前に不老不死の薬を求め、中国から訪れたとされる徐福の上陸地にちなみ「徐福サイクルロード」と名付けられた。完成以来、学生の通学や休日のサイクリングなどでにぎわっている。
 道沿いには約1200本の桜が植樹されており、春になると薄ピンクの花で覆われる。また、かつての駅舎や昇開橋、全国の子どもたちが描いた絵を陶板にしたギャラリーなどが楽しめる。近年、北川副小から国道208号を結ぶ市道が開通し、住宅や商店が立ち並ぶなど周囲の様相も変化した。
 県内のソメイヨシノの開花が間近に迫っている。自転車道の木々のつぼみは今にも開きそう。今年も“桜のトンネル”がもうすぐ現れる。

旧国鉄佐賀線が延びる佐賀市南佐賀周辺。南佐賀駅(写真中央左)があり、北川副小(中央右)の西側は田畑が広がっている(1982年、高度1000メートル)

 

1992年から植樹が始まった桜は、現在約1200本。ロードを覆う“桜のトンネル”は佐賀市の春の名所の一つとなっている=2015年3月29日、佐賀市北川副

1987(昭和62)年 国鉄佐賀線廃止
1988(昭和63)年 自転車道整備始まる
1991(平成3)年 徐福サイクルロード開通
1992(平成4)年 桜の植樹始まる

ーーーーーーーーーー

 移ろいゆく時とともに、街も表情を変えていく-。小型無人機「ドローン」を使い、令和になった新しい時代の佐賀の街並みと、ひと昔前の風景とを並べ、街の息吹を伝えます。

 
紙面ビューアはこちら
複数写真はこちら

電子版会員向けサービスです。初めての方はご登録ください。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加