休校中の子どものためにさまざまな人が食材を提供した弁当=伊万里市の伊萬里まちなか一番館

休校中の子どもたちに弁当を無料配布した=伊万里市の伊萬里まちなか一番館

休校中の子どもたちに弁当を無料で提供した久保田美路子さん(左)=伊万里市の伊萬里まちなか一番館

 新型コロナウイルス対策で臨時休校が続く子どもたちを対象に、伊万里市の有志が19日、手作り弁当を無料配布した。生産者や小売店が食材を出し合い、約50食を提供。毎日の食事の用意に頭を悩ませている保護者らを手助けした。

 同市松島町で鮮魚店と仕出しをしている久保田美路子さん(54)が「休校で自宅での食事が多くなり、子どもや保護者が困っているだろう」と思いを巡らし企画した。知り合いの生産者らに声を掛けて食材を集め、会員制交流サイト(SNS)で告知をしたところ、約50人分の予約が入った。

 2日前から仕込みをした弁当は、たくさんのおかずとデザートが入って栄養満点。息子2人と受け取りに来た主婦の久富英子さんは「昼は簡単に済ませることが多かったので助かる。優しさに触れて元気ももらった」と喜んだ。

 久保田さんは「おいしいものを食べ、心にゆとりを持ってもらうことでストレスの緩和になる。好評だったら第2弾もやりたい」と話した。

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