娘の里彩さんと共に布の作品を展示している中川原哲治さん、惠子さん夫妻=佐賀市の佐賀玉屋

 佐賀県みやき町出身の染織家中川原哲治さん(71)=東京在住=の家族による染織布展が、佐賀市の佐賀玉屋で開かれている。黄や緑など春らしい色合いのストールなど約80点の作品が並ぶ。23日まで。

 ストールのほか、タペストリーやブラウスなどもある。娘の里彩さん(44)は、得意の絞り染めでひし形模様をちりばめた作品を展示している。作品ごとに糸の太さや織り方が異なり、布の表情の違いが楽しめる。ストールは家に飾るなど、インテリアとしても使用できるという。

 中川原さんらは蚕の飼育から、糸紡ぎ、染織まで一貫して行っている。妻惠子さん(67)は「今回は柔らかな色味の作品と、強めのもののバランスを考えて展示した。布を手元に置いて、心を安らげてもらえたら」と話した。

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