Jリーグの村井満チェアマンは19日、J1サガン鳥栖の財務状況について、リーグ担当者と鳥栖が協議していることを明らかにした。リーグが発表した2018年度決算では、鳥栖はJ1で最も多い5億8100万円の赤字で、今季も主要スポンサーが離れた。経営は厳しいものの、運営会社サガン・ドリームスの竹原稔社長は「破綻する不安は100パーセントない」と強調した。

 村井チェアマンは「(鳥栖と)協議を始めていると確認している。精査している段階」と話した。現時点では理事会などの議題に挙がっておらず、財政難に陥ったクラブが公式戦を開催できなくなる事態を防ぐため、リーグがクラブに融資する制度の申請も受けていないという。

 竹原社長は新型コロナウイルスの影響で公式戦が延期されていることに触れて「経営が難しいことは事実。全チームが厳しい状況」と説明した。それでも直ちに資金繰りが悪化することは否定し、融資制度についても「申請する考えはない」と明言した。

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