藤さん宅の敷地内で花を咲かせるハクモクレン=有田町大木宿

 有田町大木宿の民家にあるハクモクレンが、道路拡張に伴い撤去される。高さ5メートルに咲く白い花が地域で愛されてきたが、敷地内への移転が難しく、民家に住む伊萬里新聞社の藤泰治(たいじ)社主(69)は「希望する人がいれば譲りたい」と話している。

 車庫を設けた46年ほど前に植栽したという。「自分の名前のサクを『咲く』と手紙に書くほど花が好きな母親(故人)が、ハクモクレンを望んだと思う」と藤さん。近くで整備が進む町多世代交流センター前の道路拡張に伴い、敷地の一部を町に売却、木を撤去することになった。

 藤さんは「花のおかげで季節を感じられた」と話し、花を見る最後の機会と看板で知らせている。23日まで申し出があれば無償で譲る(移植費用は自己負担)。問い合わせは藤さん、電話0955(46)3045。

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