新型コロナウイルスの影響拡大を受け、生産者への支援を訴える古川議員。花卉の需要喚起のため胸ポケットにカーネーションを挿した=衆院農林水産委員会

 自民党の古川康衆院議員(比例九州、唐津市)は17日、農林水産委員会で新型コロナウイルス感染症の緊急対応策について政府の見解をただした。伊東良孝農水副大臣は「極めて重大な事態」との認識を示し、「緊急対策第2弾で、休校で影響が出る生産者への支援も措置している」と説明した。

 式典の中止の影響などで、花卉(かき)類の需要が低下していることを受け、農水省は需要喚起のため「花いっぱいプロジェクト」を実施。古川氏はこの取り組みに呼応し、胸ポケットに唐津市産のピンクのカーネーションを挿して質問に立った。

 佐賀県の実情を紹介しながら「大災害という認識で対応する必要がある」と指摘、学校給食中止など感染症で影響を受ける生産者への対応を確認した。伊東氏は「酪農家や生産者の不安解消となるよう努力したい」と応じ、緊急対策第2弾に、乳類の用途変更に伴う価格差支援や輸送費補助を盛り込んだことを強調した。

 古川氏はさまざまな支援制度があることを評価しつつ「利用の手続きが面倒、使い勝手が悪いという声がある。使いやすいものになることを期待する」と運用面の改善も求めた。

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