地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は上峰町消防団本部の井上翔太さん(21)です。

安心を届けるやりがいのある活動

本部 井上翔太さん

 

 上峰町の職員です。消防担当者に勧誘されて2018年4月に入団しました。それまでは消防団と関わりはなく、消防署と区別もつかないほどでした。

 入団して3カ月ぐらいたった時に建物火災で初めて出動して、水源の確保や交通整理といった後方支援を行いました。消防署と消防団の消火活動にも関わらず、火は一向に消えず恐怖を感じましたし、消火後に鉄が溶けているのを見て、火災の恐ろしさを実感しました。

 消防団員の僕らでもこれだけ火災に恐怖を感じるなら、住民の方はどれほど恐ろしいだろうと想像して、住民の方が安心できるように訓練をしっかり頑張っていかなければ、と強く思いました。

今年の上峰町出初め式で整列する消防団員=1月19日

 ポンプ車の機械操作は一通り把握していますが、実際の火災現場できちんと活動できるかと問われれば、まだ自信がありません。消防署による講習会があっているので、機械操作を含めた一連の消火作業をしっかりマスターして、いざというときに役に立つ団員でありたいと思います。

 消防団は土日の訓練や夜の機器点検などがあってきつく、上下関係も厳しい、というイメージを持つかもしれません。でも、実際には先輩たちは優しいし、すぐになじめます。消防団は住民の皆さんに安心を届けているやりがいのある活動です。興味のある方はぜひ入団して一緒に活動しましょう。

 

先輩からメッセージ

本部 堀口和也さん

 

 井上君は明るくて団のムードメーカー的な存在です。訓練では消火栓やポンプの操作、交通整理を進んでやってくれますし、団の仕事も積極的に担ってくれます。火災や水害では現場にちゃんと出動してくれ、消防団員は「まず出動」という基本を実践しています。他の団員のお手本となるような活動ぶりで、よい刺激になってくれています。今の積極性を大事にして、機械器具の操作や消火活動の技術の向上に取り組んでほしいと思っています。

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