安倍晋三首相の会見要旨は次の通り。

 【緊急事態宣言】

 現時点で宣言する状況でない。事態の推移を注視し、必要であれば法律上の措置を講じる。(宣言を発令する場合の判断の根拠について)数値基準のような形で示すことは困難だ。どうしてそういう判断に至ったのか、記者会見を開いて説明したい。(発令で私権が制限されても)報道の自由は守られる。明確に申し上げておきたい。

 【東京五輪】

 来週には聖火を日本に迎える。今月26日には福島を訪れてリレーのスタートに立ち会いたい。(開催の最終決定権を持つ)国際オリンピック委員会(IOC)や、世界保健機関(WHO)と緊密に連携する。感染拡大を乗り越えて無事、予定通り開催したい。

 【緊急経済対策】

 一気呵成(かせい)にこれまでにない発想で思い切った措置を講じる。雇用を守り抜き、確かな成長軌道に戻していかなければならない。不安を感じている皆さまへの手当を速やかに検討したい。

 【感染状況】

 現時点で爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度、持ちこたえているというのが専門家の評価だ。しかし依然として警戒を緩めることはできない。重症化を防ぐため、検査や医療の支援を集中していく。

 【学校対応など】

 健康管理のためにも屋外で運動の機会もつくってほしい。卒業式についても安全面で工夫した上で、ぜひ実施していただきたい。臨時休校がいつ解除されるのか、子どもやご両親も大変関心を持っていると思う。いつ感染が終息するか申し上げる状況にない。専門家の意見を聞きながら判断をしたい。

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