佐賀市は14日、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、保育施設を利用している保護者を対象に家庭での保育に協力するよう施設を通じて要請した。保育現場から一定の理解を示しながらも戸惑いの声が漏れた。

 市はこれまで登園前に検温し、発熱の場合は休むよう要請していた。県内初の感染者が市内で確認されたことから、「家庭内保育のお願い」とする文書を13日夜に保育所や認定こども園など93施設に電子メールで送信した。

 佐賀市の保育園では14日、園入り口付近の窓ガラスに文書を貼って協力を呼び掛けた。5歳の孫を迎えに来た近くの女性(58)は「えっ困る。娘も働いており、急には休めない。小さいから一人で留守番させるわけにいかないし…」と困惑した様子。園長は「(あくまで協力要請なので)園に預ける方はそれほど減らないのでは」と語った。

 保育幼稚園課は「親や親戚に預けたり、仕事を休んだりして感染を防いでもらえれば」と理解を求めた。

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