完成した「悠々知酔」を持つ基山商店杜氏の小森賢一郎さん

佐賀大の学生が造ったオリジナル日本酒「悠々知酔」

 佐賀大学の学生が醸造に取り組むオリジナル日本酒「悠々知酔(ゆうゆうちすい)」が完成した。新型コロナウイルスの影響で例年実施しているお披露目会や販売会は開催できなかったが、酒造りに取り組んだ学生は「多くの人に飲んでもらいたい」と期待している。

 悠々知酔の醸造は今回で14回目。県内の酒蔵の協力を得ながら取り組んでおり、今回は基山町の基山商店が協力した。学生たちは昨年12月下旬から酒造りを始め、同商店杜氏(とうじ)の小森賢一郎さん(40)にアドバイスを受けながら作業に取り組んだ。

 製造したのは、山廃純米酒と純米吟醸酒の2種類。それぞれおりがらみ生酒と火入れ酒があり、山廃純米は限定生産の生酒もある。山廃純米はふくよかなうまみと切れの良さが特徴。佐賀大応用微生物学研究室が培養した「リンゴ酸高生産酵母」を使った純米吟醸はリンゴのようなフルーティーな味わいに仕上がった。

 リーダーの濵﨑友宏さん(22)は「どちらも上々の出来。特に純米吟醸は日本酒になじみがない人や若い人にも楽しんでもらえる」と自信を見せた。

 山廃純米は1450円(生酒はイオン九州限定、1400円)、純米吟醸は1650円。佐賀大生協やイオン大和店、佐賀市内の酒店などで販売している。

このエントリーをはてなブックマークに追加