■自分の志を成し遂げる

「こころざし」ってどんなものでしょうか。
 人が心の中で、何をしようかと考える中身のことをいいます。こころざしがないと、何がしたいか決まらないし、それをつくり上げるには時間がかかります。

 

 この物語の主人公はこころざしを持ち、まわり道をしながらもやり遂(と)げた人物です。ただ、その道を志(こころざ)すまでにものすごく時間を要しました。最初は学校の先生になるのですが、悩(なや)んだ末、医者になります。そして今のように、福祉(ふくし)という考え方がない明治から昭和にかけて身よりのない子どもと一緒(いっしょ)に生活する施設(しせつ)をつくりました。
 もともと体が丈夫(じょうぶ)ではなく、病気がちだったようですが、晩年(ばんねん)は少しずつ体と心が強くなっていきました。人生は一度きりというように、人間らしく悩みながらも後悔(こうかい)しないように歩んでいきたいと感じられる物語となっています。(利用サービス課 末永 涼子)

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