佐賀県内で初めて新型コロナウイルスの感染が確認された13日、県民に動揺が広がった。外出を控えるなど自粛ムードがさらに広がることへの懸念の声が上がり、学校再開を望む保護者らは不安を募らせた。

 「全国で感染が広がっているので、まさかというよりは『やっぱり』という感じ」。佐賀市で飲食店を営む男性(58)は、客がいない店内でため息をつく。「人が外を歩いていないし、歓送迎会は全部キャンセル。今以上に人が減るのでは…」と顔を曇らせた。

 16日に予定されていた県内の学校再開が見送りになる公算が大きくなった。小中学生2人の子どもがいる佐賀市の40代主婦は「娘が再開を楽しみにしていたので、また休校になるかも、と思うと不安。小学校の卒業式が開催されるかが一番の気掛かり」と話した。

 SNSのニュース速報で知ったという鹿島市の福祉施設に勤める40代女性は「施設ではマスク着用や手洗いをしてきたけど、これまで以上に予防を徹底したい」と気を引き締めた。

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