佐賀空港のターミナルビルに近い第1駐車場(2020年4月撮影)

 現在無料で使える佐賀空港の駐車場について、佐賀県は13日、ターミナルビルに最も近い第1駐車場の一部約200台分を有料化する考えを明らかにした。空港利用者の増加に伴い、有料でも利便性が高い場所に駐車したいという声が出ていたことに対応する。2021年度からの供用開始を目指す。

 県議会佐賀空港・新幹線問題等特別委員会で中本正一議員(公明)の質問に答えた。

 佐賀空港には現在、約1600台分の駐車場があり、全て無料で使える。一方で、近年は海外の格安航空会社(LCC)の就航などで利用者が伸び、日韓関係の悪化や、新型コロナウイルス感染症の影響が出る前は、第1駐車場は駐車しづらい状況だったという。

 駐車場の再編計画では、第1駐車場の3分の1に当たる約200台を有料エリアにする。料金設定などの運用面は今後詰める。バスの停車場も現行の5台分から倍増させる。第4駐車場も590台程度拡張し、整備後は無料駐車場が約2千台、有料が200台とする。有料エリアは20年度に工事に着手し、21年度の供用開始を予定する。

 県空港課は「セールスポイントである無料駐車場も拡張しつつ、多様なニーズに応え、サービスの向上を図りたい」と話す。

 駐車場再編に当たり、19年4月時点で約20台の長期間放置された車両が確認されたため、所有者の調査、車両の移動、撤去、処分に関する規定を設ける県佐賀空港条例改正案を6月県議会に上程する。

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