永渕和浩校長から卒業証書を受け取る卒業生=佐賀市の県農業大学校

県農業大学の卒業式で教職員の拍手の中、退場する卒業生=佐賀市川副町の同校

 佐賀県農業大学校の卒業式が13日、佐賀市川副町の同校で開かれた。野菜や果樹の栽培、畜産などを学んだ24人を代表して中川眞太郎さん(20)が「ここで学んだ技能や知識を生かし、これからの日本の農業を支えていきたい」と決意を述べた。

 卒業したのは、本科(2年間)の農産園芸課程の18人、同畜産課程3人、より実践的な農業を1年間学ぶ専科の3人。在校生や父母など約100人が参加した式では、永渕和浩校長が「皆さんは講義、実習と一生懸命に取り組んできた。困難もあるだろうが、自分の夢を実現し、農業、農村の発展に貢献してほしい」と激励した。

 来賓代表の今村和之・同窓会長や在校生代表の宮﨑琢総(たくみち)さん(19)が「新しい佐賀農業を切り開いてください」などと、卒業生への期待を述べた。

 卒業生は半数に当たる12人が就農(実家や農業法人勤務)。9人が農業団体や農業関連会社に就職し、3人は公務員になる。

 同校は全寮制。2年間、苦楽を共にした学生らの門出を祝おうと、式は来賓の数を減らしたり、父母らにマスクを着用してもらったりするなど、新型コロナウイルスへの対応をした上で実施した。

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